忍者の道具について 忍者衣装・忍者のコスチューム【ホンモノの忍者になるための虎の巻 その弐】
ともか:こんにちは、忍者レポーターのともかです。前回はリアルティのある忍者になっていただくために、衣装の選び方、買い方を紹介しました。
今回は忍者のつかう道具、忍者のつかう技などに焦点をあてて頭領ジンギが紹介していきますよ。
ジンギ頭領本日もよろしくお願いします!
ジンギ:おーっす!みんな、わしみたいにかっこよくてモテる忍者になりたいかー、忍者村にいたときはファンがわんさかよってきたもんだ。わしみたいになりたかったら、この講義を聞くんだな。
リアルティのあるホンモノの忍者になるためには忍者の知識が必須じゃ。
忍者が道具をどのようにつかっていたのかというのが、コスプレなどをしてアピールするときに大事になってくるのだ。
なぜなら道具のつかい方がわからないと、忍者の衣装をして道具を持ってもリアルティのある忍者の雰囲気を出せないからのう。
わしらからすると、ふつうの現代人が忍者衣装に着られているようにしかみえんのじゃ。
ジンギ:このブログで忍者のことを伝授するわしジンギは、ある時代村で三年間舞台で忍者の芝居をしていたことがあるぞ。
それでは講義にはいるぞ!
直刀
直刀とはまっすぐな刀をいいます。忍者は主に直刀をもちます。
ともか:頭領どうしてお侍さんなんかが持っている刀は曲がっているのに、忍者のもつ直刀はまっすぐでしかも短いんですか?
ジンギ:なぜ真っ直ぐかというと、突きで攻撃することを主としているからじゃ。
短いのは狭いところでも障害物に刀があたらないようにだな。昔の家の天井は低くてな、ふつうの刀だと振りかぶるとすぐ天井に当ってしまうのじゃよ。
また刀はきつ先3寸といって、刀の先9cmしか研いでなく他の場所では切れん。
なぜかというと鉄は柔らかくて刀を全て尖らせるとすぐに刃こぼれして切れなくなってしまう。
敵と戦うときはこのきつ先でいかに相手の急所を突くかにかかっているのだ。
ともか:映画で忍者のいろんな刀のかまえ方をみるのですが、どれがふさわしいんでしょう。
ジンギ:よい質問じゃな。忍者の刀の構え方はほとんど正眼(せいがん)できつ先を相手の喉元を真っ直ぐ指している。
実践では正眼が構えとして一番スキがないのだ。相手も正眼に構えられると攻撃がしずらいからな。
ともか:では、映画などはエンターテイメントとして、いろんな構えを見せてるのですね。
ジンギ:じゃな。
ともか:刀を振るときはあるんでしょうか。
ジンギ:ああ、ある
刀を振るとき
ジンギ:真っ向(真っ向)といって頭の真上に刀の先を振り上げて、真っ直ぐ下に刀をふりおろす。きつ先で相手の頭を切るようなかんじだ。
刀は重いからふりおろすときには腰をさらにふんばるようにする。
頭のてっぺんより後ろに振りかぶると障害物などがあったときに刀がそれにとられてしまう。
刀はな、刀と握るところのグリップの間に鍔(つば)という手を切られないようにするために、金属の板を付けている。
この鍔はその他にも刀を鞘(さや)という刀のケースに入れた状態で塀などに登るステップとしてこの鍔の部分をつかうのじゃ。
鞘には紐がついているので、塀に登ったあとその紐をたぐりよせると刀が回収できるということだ。
鞘は池など水中に潜ったときのシュノーケルにもなるのだなあ。
ともか:刀一つにしてもいろんなことにつかうんですね
忍者がいつも腰を落としている理由
ともか:忍者が戦うときは、いつも腰をおろしているようなんですが、なにか理由があるのでしょうか
ジンギ:忍者は対戦しているときは常に腰をおろしているな。
腰を深く落とすと動きづらいだろうと思うが、腰を落としていると体が安定するのじゃ、思い刀を扱うのもそうだが、腰を上げてしまうと足をキックなどではらわれたときに転びやすいというのもある。
わしは、このあと取り込んでいてな、、、ちょっと、くノ一の子とデナーでな、今回はここまでにしよう。
ともか:では、次回も道具の説明をしてくれるのですね。ジンギ頭領、次回もよろしくお願いします。